おはようございます。

かつて自分の生まれ育った国が大嫌いで、日本を抜け出したいと思っていた者です。

何故日本が嫌いだったのか。その理由は、まあいろいろあります。

【同調圧力がひどい】

【教育内容があまりに陳腐且つ古臭すぎ】

【排他的(普通の人以外、という概念を徹底的に攻撃する)】

【超少子高齢化で未来がない】

【政治が腐りきっている】

その他、世代間格差がひどい、増税ばかり、自殺率が高い……などいろいろありますが、とにかく私は、日本人でありながら日本という国が大嫌いでした。

しかし、今は違います。

日本という国だって、いいところもあれば悪いところもある。

それはどの国だって同じことが言えます。

いや、むしろイスラム過激派に支配されている中東小国やアフリカの最貧国のように、良いところを無理やり探してもなかなか見つからないところに比べれば天国のような場所でしょう。

まあ、どこそこと比べてこうだ、という議論ならどんなことでも言えてしまうのですが

今回は、私が何故嫌いだった日本を見直すきっかけになったのか、という自己体験にまつわる話をしたいと思います。

 

1.自由度が高い。

パっと思いついたのがこれですw

社会的インフラだけでなく、治安面や安心面で、この国はすごく良い場所だと思っています。

私は海外在住経験は皆無ではありませんが非常に少ないため、単純な比較はできませんが、これだけ自由にいろんなことをやれたり、情報を集められたり、幸せを自分の心掛け一つで決められることの出来る国などそうそうないのではないでしょうか?

実をいうと、私は脳と腎臓に、とある疾患及び障害をもっています。

しかし、この国では、障害者として雇用される道もあれば、生活保護や障害年金などの各種手当を受けるながら療養することもできますし、可能であれば病気を隠して健常者として働くこともできます。

はっきり言って、これほど選択肢が多いことに私はものすごく感謝しています。

おかげで、毎日自分の心が強くなれていますし、今の仕事で健常者の方にも負けないくらいのやる気や根性が身についているので、こういったチャンスを与えられていることは大変ありがたく思います。

 

2.食べ物や生活必需品が安い。

これは、デフレ問題にも繋がっていることなので、一概に良いこととは言い難い部分もあるかもしれませんが、少なくともまいにちの暮らしの面では助かる面だと言えるでしょう。

日本は、外食及びスーパーの食材、どちらをとっても安価で食料を摂取出来ます。

確かに給料の多寡でいえば、日本より高い国は、2018年時点でいくらでもあります。他にも、生活必需品に消費税がかかる国も、日本以外では少ないかもしれません。

しかし、相対的に考えて、日本は生活がしやすい国だと思っています。

物価の安い地域が必ずしも治安が良いわけではありませんし、逆に高い地域が皆民度が高いといったこともありません。

早い話、国民のほとんどが、お金で買えるものと買えないものの区別が無意識的についている、という、高いモラルを持ち合わせていることの証左と言えるでしょう。

アメリカやイギリスでの在住経験はありませんが、米英では階級や格差によって、貧しい人はそれだけで治安の悪い地域に住むことを余儀なくされたり、病院に行けなくなったり、食材を買う余裕もないと聞きます。

日本は、最低賃金だけでも、自分一人で暮らしていくだけなら“工夫すれば”何とか可能ですし、よほど不運な事故や病気にでもならない限り、明日の命はかなり高い確率で保障されます。

格差が格差を呼び、貧しきものがどんどん貧しくなっていることは事実ですが、裏を返せば「今頑張れば、今よりも良い生活を得られるチャンスを多くの人が持っている」ことは確かと言えるのではないでしょうか。

 

3.全体的に民度が高い。

確かに、態度が悪い人間、もしくは凶悪犯罪者のような人間性が低い者が一部に存在するのは事実です。

しかしそれは裏を返せば、大多数の民度の高い人に囲まれて生きていることの裏返しでもあります。

美しい鶴の群れの中にわずかながら吐瀉物があればそれが目立つのは仕方ありませんが、悪いところばかり見てしまうとどうしても自分自身の気持ち自体が悪い方向に向かってしまうことになります。

良い面ばかりを見て悪いところを見過ごすのも得策とは言えませんが、バランスを考えて両極端にならないよう辺りを見回すと、この国はかなり良い面ばかりが見えてくるのではないでしょうか。

私の経験だけで言っても

・財布を落とした際、交番に届けられている、または「落としましたよ」と親切に拾って渡してくれる。

・道端を歩いていて、私が病気の発作がひどくなり倒れた時も、すぐに救急車を呼んで一時対応してくれた人がいる。

・仕事がわからなくても、工夫して質問をすれば、文句を言いながらも丁寧に教えてくれる上司が多い(ツンデレ?)。

・目的地がわからないとき、当たり前のように教えてくれる通りすがりの人が多い。

・悩みごとがあっても相談できる友人・家族がいるし、機関もある。

・挨拶がきちんとできる人が多い。

その他、沢山あります。たまたまの縁で私が本当に多くの良い人に恵まれただけかもしれませんが、これだけでもこの国は決して捨てたものではない、と思えます。

 

4.なんだかんだで、ほとんどの人が寂しがり屋のお人好し。

先ほどの話とつながりますが、悪態をつく人や不満がある人も、本当は皆ただ単に、寂しいだけなのかもしれません。

そう考えると、当然自分の身にも覚えはありますし、良いことをされれば感謝し、理不尽なことをされても忘れられます。

人にはそれぞれ事情があるので、たとえ仕事や学業、生活面で良くない結果に陥ったとしても、それはその人が悪いわけではない、失敗してもだいたいのことはやり直せるのがこの国の良いところだと思います。

新卒制度や大企業への切符、公務員試験、アスリートやプロ棋士など、年齢制限があるものはたくさんあります。

しかし、少なくとも「生きるための努力をし、結果を出す」というのであれば、誰にでもできます。

それだけは老若男女、怠ってはなりません。

多くの人はそれが出来るほどの気概や道徳があるので、他人に優しく出来るのではないでしょうか。

 

他にも、私が「日本で生きていてよかった」と思う部分はまだまだたくさんあります。

 

結論を言うと

日本には悪いところもあるけれど良いところもたくさんある。

まあ、平凡すぎる上に当たり前すぎるんですが(-_-;)

辛いことがあってもそれを忘れずに生きることが

日本で暮らすとしても他国で暮らすとしても、幸せな人生を送ることのできる秘訣になるのではないでしょうか。